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セラピストにはどんな種類があるの?5種類に分類して解説します

おうちサロンsama-sama 施術ルーム 小物 セラピストの種類
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りえ
りえ

セラピストには国家資格が必要なものもありますが、ここでは国家資格の分野ではないリラクゼーションを中心としたセラピストについて説明していきます。

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リラクゼーション系セラピー


ストレス社会に生きる現代人が健やかに生きていくために役立つセラピーです。
治療を目的とせず、心身をゆるめてリラックスに導くことで、健康の維持・増進をはかります。
人それぞれ、リラックス状態に導きやすい香りや、アイテム、環境があります。

アロマセラピスト

植物の薬効成分エキスである精油を用いて、嗅覚から脳にダイレクトに働きかけるセラピーで、ストレスやホルモンバランスの乱れによる不調などを得意とします。
生活に香りを取り入れるアロマセラピーもあれば、精油を用いて身体をやさしくほぐすアロマトリートメントがあります。
子どもからお年寄りまでさまざまなシーンで心身のサポートをしてくれる芳香療法です。

ミュージックセラピスト

音楽を聴いたり、演奏することで心身を健やかに導く音楽療法です。
代替医療としても用いられることがあり、アルツハイマーや自閉症、コミュニケーション障害などにも取り入れらています。
心理療法としても歴史があり、誰にでも親しみがある音楽を使ってのセラピーは、障がい者施設や介護施設などのアクティビティなどでも広まっています。

森林セラピスト

人間が本能的に自然の中で癒される森林浴がありますが、森林セラピストは森林を訪れる利用者に適切なプログラムを提唱し、効果的なセラピー活動を指導する者、と定義されています。
森林環境への理解や知識が必須となり、森林セラピーの実践を指導します。

アニマルセラピスト

動物との触れ合いなどを通じて、人々の心を癒します。
特に精神面へのセラピー効果が期待できます。治療の補助という目的として用いる動物介在療法と触れ合いを通じて精神的な安定、向上を目的とする動物介在活動があります。
クライアントと動物を繋ぐサポートをします。日本ではボランティアとしての活動が一般的です。

ボディ系セラピー

小山りえ 足ツボマッサージの様子
こちらでご紹介するボディ系セラピストとは、治療ではなく体のもみほぐしなどによってリラクゼーション、リフレッシュ、健康の維持・増進を目的としたサービスを提供するセラピストです。

リフレクソロジスト

リフレクソロジーとは反射学問と訳されます。
足裏の裏を身体の内臓を反射している部位と見立てをし、刺激することで全身の調子を整えるというセラピーです。
主に、ひざ下から足の裏を専門に施術をするセラピストをリフレクソロジストと呼びます。
英国式のやさしい手技を指すことが多いようです。

足つぼマッサージ

足つぼマッサージの行う内容はリフレクソロジストと同じく、ひざ下から足裏の刺激をすることで全身のケアをしていきます。
イメージとしては、足つぼマッサージの方が中国式、東洋式と言われる強い刺激を指すことが多いようです。
英国式リフレクソロジーと比較されることがありますが、強さの好みの違いが大きく、どちらも効果に大きな差はないようです。
強い刺激のため、セラピストは専用のマッサージ棒などを使用することがあります。

リンパマッサージ

リンパマッサージとは、身体の不要な老廃物を流し、むくみなどの滞りを流し、排泄を促す施術を主に差します。
潤滑油としてオイルを使うことが多いですが、オイルを使用せず「さするような手技」をリンパマッサージということもあります。
施術部位は全身行うことが多く、エステティックの分野でもメインとなる施術の一つです。
かっさという器具を使う種類もあり、いろいろな流派、考え方があります。

カイロプラクター

カイロプラクティックとはアメリカで発祥の施術で、主に背骨や骨盤などの骨格にアプローチをして全身を整える手技です。
治療に近いですが、日本では国家資格の範囲内ではなく民間資格となります。
オイルを使用せず、衣服の上から行います。
セラピストの中でも解剖学の知識なども多く必要となる難易度は高いセラピーでしょう。

エステティシャン

エステティシャンは、リラクゼーションだけではなく、痩身や美肌などに特化した技術を提供します。
ボディやフェイシャルの技術がメインですが、オールハンドの技術だけではなく、美容機器を使用したり、目的に合わせた商材を幅広く使います。
流行などもかなり影響がある分野なので、常に内容は進化しています。
ホームケア商品なども取り扱うことが多く、営業、カウンセリング力も必要なセラピストです。

タイ古式マッサージ

タイの伝統マッサージで、指圧とストレッチを組み合わせ、二人で行うヨガ、と呼ばれることもあります。
基本的には衣服の上から行うことが多いですが、タイ式のオイルマッサージというものもあります。
タイの地域によって手技が異なり、ワットポー式、チェンマイ式などが代表的です。
男性セラピストも多いセラピーです。

フェイシャルトリートメント

フェイシャルトリートメントはエステティシャンと同じ分野になりますが、フェイシャル専門を謳うときにフェイシャリストという場合があります。
顔の様々な悩みに対してアプローチする専門です。技術はボディセラピーよりも難易度は上がります。
また、肌質を見極めるスキルが必須となります。
首から上の美容施術は美容師免許の範囲内とする意見もあるようです。

心理系セラピー

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心理系セラピストとは、主にメンタルの不調にアプローチすることを専門にするセラピストです。
国家資格でなくとも、医療分野で活躍の場があるセラピストもいます。
セラピストの中でも難易度は高く、資格取得に年月がかかるものもありますが、今後ますます需要は増えることが予想されます。

産業カウンセラー

企業などで働く労働者を対象に職場での悩みなど心理療法を使い、相談者のメンタルケアをするセラピストです。
1日の大半を占める仕事のストレスケアは今の時代必須といえるでしょう。
一時期は公的資格の時もありましたが、現在は民間資格となります。

臨床心理士

臨床心理学に基づく知識や技法を用いる心の専門家と定義されています。
国家資格ではありませんが、日本では教育、医療、司法、福祉、産業など活動範囲は広く、資格取得の難易度は高いです。
様々な現場で相談者のカウンセリングをしたり、学校に配属されて児童の心のケアをするスクールカウンセラーなどもあります。

カラーセラピスト

カラーセラピーと呼ばれる「色彩療法」を用いて、相談者が選ぶ色を読み解くことで本来の性格や問題を発見し、より良い状態へ導くセラピストです。
カラーセラピーにはいくつか種類があり、内容も異なります。
スピリチュアルな要素のあるオーラソーマや、色彩心理をベースとしたTCカラーセラピー、塗り絵などで表現するアートセラピーなどが代表的です。

アートセラピスト

造形や絵画や音楽療法などを用いるセラピストです。
アートセラピーは芸術療法とも呼ばれ、資格はいくつかあります。
基本的には相談者本人が行うセルフセラピーが多いです。
小さい子供やお年寄りにも参加しやすく、セラピー自体のハードルは低いでしょう。
介護施設などのアクティビティなどでよく行われています。

メイクセラピスト

メイクセラピストは、心理カウンセリングの手法を取り入れたメイクアップを行うセラピストです。
化粧品を販売する美容部員の行うメイクとは違い、コンプレックスを解消したり、自分に自信が持てるようになるセラピーの一つでしょう。
近年老人ホームなどでも、メイクセラピストの需要は増えているようです。

ヒプノセラピスト

ヒプノセラピストとは一言でいうと、催眠療法を行うセラピストです。
年齢退行療法や前世療法などをはじめとした種類が多くあります。
潜在意識に働きかけるセラピーであり、技法も多岐に渡ります。
トラウマの解消などに用いられることが多い。
一般的な認知度は低いセラピーであり、難易度は高いでしょう。

インナーチャイルド

日本語で「内なる子ども」と訳されます。
子供時代の記憶やトラウマが大人になってからも影響を与え続けることがあり、相談者の中のインナーチャイルドを癒すセラピーです。
心理技法を用いて、潜在意識に働きかけたり、対話、スピリチュアルな観点でのアプローチなど、多岐に渡ります。

睡眠セラピー

眠りにおけるスペシャリストです。
心理面の不調は睡眠に現れることが多く、良い睡眠が取れることは心身の健康につながりがあります。
良く眠れる方法、寝つきがよくなる方法など快眠へ導くセラピーです。
近年不眠に悩む人は増加傾向にあり、人々の快眠への意識は高まっています。

エネルギー系セラピー


エネルギー系のセラピーとは、目に見えない物質が持つパワーや、自然物、「気」と呼ばれるようなものをセラピーとして扱います。
エネルギー系のことをヒーリングとも言われるので、エネルギー系のセラピーを行う人のことをヒーラーということもあります。

気功

昔からあるメジャーなエネルギー系セラピーです。
中国の伝統的な民間療法になります。施術者の体内を巡る気を、クライアントの不調な部位に手をかざすセラピーが代表的です。
実際に手を触れない遠隔気功もあります。痛みの緩和などを目的に行われることが多いです。

レイキ

気功とやり方は似ていますが、施術者の気を使わずに宇宙や地球のエネルギーを使うという違いがあります。
レイキの発祥は様々な説がありますが、行うときにマントラを唱えたり、手で印を結ぶなどの作法があります。
痛みや不調の部位に施術者が手をかざして行います。遠隔レイキもあります。

フラワーエッセンスセラピスト

花の持つエネルギーを転写させたフラワーエッセンスを、クライアントの状態に合わせて提案をします。
レメディとも呼ばれます。病気ではないけれど、原因のわからない不定愁訴やショックを受けたり、落ち込んだ時というようなメンタルのレスキューケアとしても使用できるのが特徴です。
人だけではなくペットへのセラピーとしても認知されています。

パワーストーンセラピスト

パワーストーンという天然石のそれぞれの持つパワーをセラピーとして扱います。
身に着けるブレスレットを制作する分野もあれば、チャクラと呼ばれる体のポイントとなる部分に対応するパワーストーンを置いてヒーリングするなど、さまざまなセラピーがあります。
占いやスピリチュアルな要素もありますが、身体の弱い部分を整えたり、サポートとして使われる場合もあります。

その他のセラピー

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セラピーは「癒し」という意味合いが強いですが、様々な分野で「療法」として幅広いセラピー、セラピストがいます。

スポーツセラピスト

さまざまなスポーツをする人が、より能力が発揮できるようにコンディションを整えたり、スポーツ障害などを防ぐなどの専門的な知識を持ってサポートします。
競技などを行うアスリートのケアをする分野もあります。
ケアの知識だけではなく、スポーツにおける知識も必須となります。

フードセラピスト

健やかに生きていくための食事に関するアドバイス等を行います。
食事療法は実に種類が多く、ローフード、スーパーフード、薬膳、ロカボ、マクロビなど実に様々です。
目的や悩みに応じて、相談者が食事を通して健康に導くレシピや調理、食事指導などを行います。
身体の健康だけにとどまらず、精神面にも良い効果が期待できます。

ファスティングセラピスト

食べ物を一切摂らない断食の一種ですが、身体に負担がなく安全な断食の知識を持って、心身の健康の増進へと導きます。
素人が独学で行ってしまうと危険もあるファスティングを成功させるための伴走者として、クライアントの健康への安全と精神面をサポートします。

ハーブセラピスト

アロマセラピストと同じ植物療法ですが、精油ではなくハーブを専門とします。
ボディケアに使用するハーブボールやハーブパック、ハーブを使った温浴セラピーなどもあれば、ハーブを体調や体質に合わせてブレンドするスキルを持って、ハーブティーなどのインナーケアをする分野もあります。

まとめ

人の心身を癒すセラピストには実に様々な種類があることがわかったと思います。
人を健康に導き、幸せな生活を送るというゴールはどのセラピストも同じです。
自分がピンとくるセラピー、実際に受けてみて良かったセラピーなど、知識だけではなく経験を持ってセラピーを選んでみてはいかがでしょうか?

りえ
りえ

セラピーを提供することは自分自身もセラピーを受けることでもあります。自分の心身にとっても気持ちが良く、ずっと続けられるセラピーに出会えることをお祈りします。

▼セラピストになるにはどうすればいいの?資格は必要?などの疑問がある方は、以下の記事も参考にして下さい。

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この記事を書いた人
Rie
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西八王子の自宅でアロマサロン&スクール sama-sama を主宰。
セラピスト歴18年。自身も二児の母で、産前産後と育児中のお母さんを応援するセラピストスクールを開催。

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